目にまつわる夢は真実を象徴している

夢占い

 

目が印象的な夢は、あなたや周囲の人の「秘められた内面」や、「心で理解し合いたい」といった欲求を表しています。

「目を口ほどにものを言う」という言葉があるように、言葉にしなくとも目だけでテレパシーのように心の声が伝わることがあります。目は、人と意思疎通を図る上で言葉よりも重要な意味を持つ場面も多くあるでしょう。
また、言葉で誤魔化すことはできず、本音が出てしまう目は「真実」を象徴していることから、その「真実」を見抜く直感や洞察力が鋭くなっていることも示唆しています。

13のシチュエーション別に見る目の夢の意味

 

1. 目が合う夢

誰かと目が合うことが印象的だった夢は、その相手と「心を通わせたい」という強い思いを抱いている暗示です。また、集中力が高まって敏感になっていることも表していますので、優れた洞察力で相手の心の声を察することができる状態と言えます。目が合った相手と、口に出さなくても目だけで気持ちが伝わるような深い関係に発展していける可能性が高いでしょう。ただし、神経過敏な状態でもあるため、些細なことでストレスを感じやすくなっているかもしれません。

 

2. 目が合って笑顔になる夢

誰かと目が合って、笑顔になったりドキドキして胸が高鳴り嬉しくなったりする夢は、「吉夢」であることが多いです。相手が知っている人だった場合は、その人とは相性が良いことを暗示しており、言葉少なくとも容易く心を通い合えることを意味しています。異性であれ同性であれ、恋愛関係や友人・仕事関係に関わらず、非常に息の合う関係を築けるでしょう。恋人であれば、長年連れ添った夫婦のように信頼できる関係性であることを表しています。

目が合った相手が知らない人であった場合は、これから新たな良き出会いに恵まれるでしょう。恋愛運も上昇している兆し、新しい出会いが恋愛に発展する可能性も十分にありえます。相性の良い相手が現れれば、きっとあなたの冴えた直感が「この人だ」と教えてくれるはずです。

 

3. 目が合わない夢

相手と目を合わそうとしているのに目が合わない夢は、その相手に対して何か隠し事をしているなど後ろめたいことがある暗示です。罪悪感のようなものが邪魔をして、しっかりと真正面から向き合うことができずにいる状態なのかもしれません。

自分が相手と目を合わそうとしない夢は、人に対して不信感を抱いていたり、人間関係の中で疑心暗鬼になっていたりする可能性があります。神経質になり過ぎて必要以上に敏感になっているかもしれません。消極的であればあるほど人に対する恐怖心が育ちネガティブな思いは膨らみます。周囲の人にはいつもよりオープンに接することで積極的に関係を深めていくと良いでしょう。

 

4. 目が腫れる夢

目が腫れる夢は、誰かの「見てはいけないもの」を見てしまうことを暗示しています。「見てはいけないもの」とは、普段は表に出していない人の「裏側」。例えば、誰もが認める誠実で真面目な人が、実は裏で卑怯な真似をしている、不正を隠している、それを目撃して知ってしまうなど。周囲に挙動が気になる人はいませんか?

誰にも見せていないその人の裏側を見てしまった場合、あなたにトラブルが降りかかる恐れがあります。無闇に詮索したり首を突っ込んだりしない方が無難であることを夢は告げているのでしょう。あなたに無関係なことであれば見なかったことにして知らないふりをする方がよいかもしれません。他人に干渉し過ぎないように気をつけると吉です。

 

5. 目が見えない夢

目が見えなくなる夢は、あなたが置かれている状況を受け入れられず、「現実を直視したくない」という弱気な心理を表わしています。例えば仕事でプレッシャーを感じて逃げ出したいなど、目の前に立ちはだかる困難に立ち向かえずにいるストレスが大きいことを意味しています。後ろ向きでネガティブな気持ちになっていますので、あなたがどうなりたいか、望む方向に目を向けることが大切だと夢は告げています。乗り越えられない困難から逃げるだけでなく、理想や願望に意識を向けると良いでしょう。

 

6. 目が開かない夢

目が開かない夢は、自分に合わない環境に身を置いていることを暗示しています。自分でも気が付かない奥深くの潜在意識の中で、居心地の悪さ、違和感を感じていて抵抗感を抱いている可能性があります。

例えば、本当はしたくない仕事をしている、実は相性が良くないと感じる相手、恋人や配偶者と別れることができない、などが考えられるでしょう。どうすることもできず、自分の意志を貫けないフラストレーションに苦しんでいる状態に陥っていると言えます。環境を変えることには不安や心配が付きまといますが、自分の心に正直になることも大切です。

 

7. 目が取れる夢

自分の目が取れてしまう夢は、あなたが「盲目的」になっていることを暗示しています。自分の都合の良いようにしか物事を見ることができない状態に陥っている可能性があります。冷静さや客観的な視点を失っている恐れがありますので、周囲の意見や声には注意深く耳を傾けたほうが良いとき。周りが見えなくて自己中心的な行動を取ってしまう傾向にあり、人間関係に悪い影響を及ぼす可能性もありますので要注意です。

 

8. 目が怖い夢

誰かの目が怖いと感じる夢は、自分の人には見られたくない一面を知られてしまう恐怖に苛まれている暗示があります。もしくは漠然と「もし知られてしまったら」といった被害妄想している可能性があります。対人関係での距離感が上手くつかめなかったり、周りにどう見られているかに敏感になっていたりするときに見ることが多い夢です。また、まるで周囲にいる人たちが皆敵であるかのように錯覚してしまう恐怖心を抱いている可能性もあります。人間関係を円滑にするため、恐怖心を手放すことが大切だと言えます。

 

9. 目線を感じる夢

誰かの目線を感じて気になる夢は、自分自身が人からどう思われているか、周囲からどんな評価をされているかを神経質に気にしたり、不安な気持ちが膨らんで人間不信に陥っていたりしている状態を表しています。
あなたが誰からも好かれようと頑張り過ぎた結果、疲れてしまっているのかもしれません。人からの評価に怯えてビクビクしていては、心が磨り減るばかりでしょう。他人の目を気にして期待通りに振る舞おうとするのではなく、自分の意思や直感に素直になる方があなたの魅力を発揮できるはず。

 

10. 目を怪我する夢

目に怪我を負う夢は、何かショックな出来事を目撃する前触れです。信頼していた人からの裏切りや、大切な試験や仕事のプロジェクトでの失敗など、あなたにとって非常に衝撃的で信じがたい、思わず目を背けたくなるような出来事かもしれません。目の怪我の具合が酷ければ酷いほど、心に大きなダメージを受ける可能性があります。

ちょっとした傷であれば些細なことで済むかもしれませんが、失明するような深い傷だった場合は、要注意です。今は重要な決断は少し先延ばしにするなどして、大きな勝負には出ない方が無難でしょう。

 

11. 赤い目の夢

目が赤くなってしまう夢は、健康運や対人運の低下を暗示している警告夢です。赤く充血した目は目の疲れから来ることも多いですが、そんな日頃の疲れがそのまま夢に反映されていることがあります。現代人は仕事でもプライベートでもスマホやPCの画面を長時間見ているため、日頃から目を酷使していますよね。とくに寝る前のスマホは控えて、目と体を休ませるといいでしょう。

また、誰かに対する激しい怒りを抱いている時にも、目が赤くなる夢を見ることがあります。言葉にしなくとも、怒りは目だけで相手に伝わるほどにエネルギーの高い感情です。このままでは対人運が低下していく一方だと夢は告げていますので、怒りの感情を整理して心を穏やかな状態に戻す努力が必要です。

 

12. 目にゴミが入る夢

目にゴミなどの異物が入る夢は、順調にうまくいっている物事にすっかり油断していて、あなたの心が隙だらけであることを暗示しています。
ちょっとしたミスや些細な出来事がきっかけで、あと一歩のところで今までの努力が水の泡になってしまう可能性がありますので、油断は禁物です。隙がありすぎるあまりに、目標達成を目前にして、他人にチャンスを奪われてしまうことも。

最終地点に掲げる目標だけに意識をとらわれずに、それまでの過程にもしっかりと目を配り、程よい緊張感を持って気を引き締めて進めていくべきというメッセージかもしれません。今目の前にあることを着実にこなし、足元をすくわれないようにしましょう。

 

13. たくさんの目が印象的な夢

目がたくさん出てきて印象的だった夢は、不特定多数の人たちの存在に自分がとらわれている心理を表しています。つまり、「自意識過剰」になっている暗示です。特定の誰かではなく、日々すれ違う知らない人たちや直接顔を合わさないネット上の住人にまで、とにかく大勢の人たちの目が気になって仕方がない状態なのかもしれません。

その人たちの表情や発言などに敏感に反応し、深く意味を見出そうとしたり細かく心を読み取ろうとしたりしているのではないでしょうか。それにアンテナを張り巡らせて多くの神経を使い続けてしまうため、疲れ切っている心理も夢に反映されています。「周りからどう思われているか」に神経質になり過ぎて、自分の意思や思いが置き去りにしていませんか?深層心理はあなたにその苦しみに気づいてほしいとメッセージを送っているかもしれませんね。

 

まとめ

言葉は、私たちにとって重要なコミュニケーションツールのひとつですが、言葉が全て真実であるとは限りません。むしろ、嘘や悪意にまみれたものであることも多いでしょう。ただし「目」は嘘を吐くことはできず、いつでも「真実」を語っています。言葉にはできない内面を表していることもあるでしょう。

言葉だけに頼らず、目で真実を見抜く鋭さを身につければ、今までよりもっと人との意思疎通が上手になり、信頼を深めた良好な人間関係を築くことができるでしょう。

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