夢の中で自分が泣いてしまっていた時、また誰かが泣いている場面を見ていた時、あなたはどのような気持ちでいたでしょうか。
あなた自身が泣く夢は、激しく泣けば泣くほど運気上昇を暗示する吉夢です。夢の中で、そして目覚めた後にどのような感情を抱いてかも重要なポイントになります。
この記事では、シチュエーション別に泣く夢の意味をご紹介していきます。
泣く夢が持つ基本的な意味は?
泣く夢は、幸運が訪れるサインを意味することが多いです。たくさんの流す涙を流すほど、受け取る幸運も大きいという暗示になります。目覚めた後の気分がどうだったかも重要であり、夢の中で泣いてすっきりした気持ちで目覚めることができれば、吉夢である場合がほとんどです。
もし目覚めた後も、悲しい気持ちが残っていたり実際に涙を流してしまっていた場合などは、運気が低迷している暗示であり、解消しきれないストレスを抱えていたりすることが考えられます。
12個のシチュエーション別に見る泣く夢の意味
号泣する夢
涙をたくさん流して号泣する夢は、幸運が訪れるサインの吉夢であることが多いです。
大泣きすればするほど、流す涙が多ければ多いほど、運気上昇の兆しです。思いがけない大きな幸運が舞い込んだり、現在抱えている問題がスムーズに解消されて状況が良い方向へと一変する暗示だと言えます。大量の涙を流すことによって厄を落とすようなイメージ。
今現在何か悩んでいることがあっても、心配しなくて大丈夫です。状況はきっと大きく好転していきますので、心を楽にしていてくださいね。
嬉しさや感動のあまりに泣く夢
嬉しさや感動で泣くことは、ただそれだけでとても幸せな気持ちになる行為であり、夢占いでも大吉夢となります。何気ない日々の生活のなかで、嬉しくて幸せな気持ちになれることが多く舞い込んでくる兆しです。
また、仕事運や恋愛運の上昇も暗示しています。恋人がいない人には素敵な出会いがあるかもしれません。仕事ではあなたの努力が評価されて、昇進や昇給などが期待できる可能性もあります。
思わず周囲に感謝したくなるような、大きな幸運を手にする大吉夢です。「何の変化もなくつまらない毎日を送っている」などと感じているならば、初心にかえって周囲の人への感謝の気持ちを大事にしたり、心のこもった気遣いをすると吉です。さらに大きな幸せを受け取ることができるでしょう。
悲しさや辛さで泣く夢
泣いている時に「悲しい」「辛い」といったような負の感情が強い夢は、あなたの心が消極的でネガティブ思考になっていることを暗示しています。
辛くて悲しくても、たくさん泣いてすっきりした夢なら、先に挙げた「号泣する夢」の意味の傾向が強くなるため、吉夢であることが可能性が高いです。最終的には幸運が訪れ、くよくよ悩んで暗い気持ちにいつか温かく眩しい光が差し込むでしょう。
目覚めても悲しく辛い気持ちが残るほど悲壮に泣いていた場合は、要注意です。周囲の環境や人間関係に振り回されて心が疲れているかもしれません。自信を失ってネガティブな思考に支配されている状態を表しており、運気は低迷している暗示です。
現状を改善するには前向きな気持ちを取り戻すことが大切ですので、まずはいったん心を休ませることが最優先です。
それから、趣味や習い事など、自分の好きな事や打ち込めることに集中したり、自分磨きに励んだりすると良いでしょう。
怒りながら泣く夢
夢の中で感じる怒りの感情は、抑圧された感情が爆発させたいという心理の表れであり、さらに怒りながら泣いているという夢は、非常に大きなストレスを抱えていることを暗示しています。
目覚めたあとにすっきりとした気分であれば、ストレスの原因から解放されるなど、今現在抱えている悩みや問題がスムーズに解消していくことを示唆しています。
怒りの感情が残ったまま目覚めた場合は、抱えるストレスは深刻なものである可能性があり、心身の健康に影響を及ぼすおそれがあります。ストレスの原因となっている人間関係や事柄から少し距離を置いて休息をとるなど、できるだけ早めの対処が吉です。
泣き叫ぶ夢
泣き叫ぶ夢は、あなたが直面している問題に自分の力ではどうにもならないと嘆く気持ちや、どう対処すれば良いかわからずに混乱している心理が表れています。
感情のコントロールがきかないほどにパニックに陥っている可能性がありますが、夢の中で泣き叫んですっきりした気分であれば、徐々に冷静を取り戻せる暗示で運気上昇を意味します。
目覚めても悲壮感が残る場合、前向きな思考を無くし、心が真っ暗闇の状態であることを示唆しています。一人で抱え込まずに誰かに相談して頼るなどして、少しずつ前向きな気持ちを取り戻すことを意識しましょう。
目が覚めても泣いていた夢
夢の中で泣いて、目が覚めても実際に涙を流していた場合は、あなたに過度のストレスがかかっていることを暗示しています。
「泣く・涙を流す」こと自体が、心身をリラックスさせてストレス解消に繋がるものであり、あなたの身体が、蓄積したストレスから解放されようとして無意識に涙を流させているのでしょう。自分自身では気付かないうちに、疲労やストレスを溜め込んでいることへの注意喚起でもあります。自分の内なる声に耳を傾け、今は休むべきだと夢は告げているのかもしれません。
リラックスできる時間を増やすように心がけると良いでしょう。ヒューマンドラマなど感動するような映画を鑑賞して思いっきり涙を流すのも吉です。
人前で泣く夢
誰かの前で泣く夢は、あなたがその人に対して「良い顔をしている・見栄をはっている」状態を意味しています。
不特定多数の大勢や知らない人の前で泣く場合は、誰に対しても自分を良く見せようと八方美人になっている状態を示唆しています。本当の自分をさらけ出すことができず、周囲の人とうまくコミュニケーションが取れていない可能性も。
好きな人や恋人の前で泣く場合は、相手との関係に進展が望めないため、そろそろ相手に本音を伝える時期が来ていることを示唆しています。見栄をはっていると、相手と心からわかりあえず、深い信頼関係を築くことは難しいでしょう。不用意に自分を大きく見せようとするのはやめて、素直な気持ちで接することが大切です。
泣くのを我慢する夢
泣くのを我慢する夢は、あなたが非常に忍耐強く、そして感情を表に出すことが苦手なタイプであることを暗示しています。
あまり我慢しすぎると心身の体調が崩れる可能性があることを示している「警告夢」でもあります。もっと肩の力を抜いて自分らしく表現するようにと、夢が教えてくれています。本当は感受性豊かな一面を持っているのに、感情を表に出すことが恥ずかしい、怖いと思っている人がこの夢を見る傾向にあります。
他人の目にとらわれるのではなく、自分の感情を大事にすることが大切です。親友や恋人、家族など本音を打ち明けやすい相手に話してみるのもいいでしょう。
泣いて慰められた夢
泣いているときに誰かに慰められている夢は、あなたが抱える不安や後悔を、誰かにわかってもらいたい強い気持ちの表れです。
あなたを慰めているのが特定の人だった場合は、その人からの共感や肯定を求める心理があります。また、慰めている人が知らない人であったりイメージが漠然としていてわからなかったりした場合は、「誰も自分のことをわかってくれない」と悲観的になって自ら心を閉ざしているかもしれません。
夢の中で慰められて泣き止んで笑顔になれた場合は、あなたに共感してくれる人が近いうちに表れる暗示です。「どうせわかってくれない」などのネガティブな気持ちは手放して、心を柔らかくして周囲に接することを意識すると良いでしょう。
自分の姿を見て泣く夢
自分の姿を見て泣く夢は、何か大きなコンプレックスを抱えていることを暗示していますが、運気は上昇していく吉夢です。
単純に鏡に映る自分が気に入らないなどの外見のコンプレックスのほか、自分の不甲斐なさを嘆くなどの内面のコンプレックスを抱えているときにも、自分の姿を見て泣く夢を見ることがあります。
また、次第にあなたを苦しめるコンプレックスを克服していくことを暗示している夢でもあります。あなたの今までの努力が実を結ぶときがすぐそこに来ています。自分をもっと好きになるために取り組んでいることがあれば、このまま継続することが何よりも大切です。
赤ちゃんが泣く夢
赤ちゃんが泣いている夢は、自分の無力さを実感するような問題に直面している、またはこれから直面するピンチの前触れの可能性があります。まるで赤子のように手も足も出ない状況に陥ることになるかもしれません。
あなたが今取り組んでいることが、このまま進むと行き止まりになり、うまくいかなくなる可能性がありますので、焦らず冷静に計画を練り直すなどの工夫をしてみると良いでしょう。慎重になり、行き当たりばったりで行動することは避けた方が無難です。
恋人が泣く夢
恋人が泣く夢は、恋人が何かトラブルを抱えて苦しんでいたり悲しんでいる暗示です。
あなたがそれに全く気付いていない可能性があります。もしくは、恋人があなたに対して何か後ろめたい気持ちを抱いている場合もあります。
お互いの気持ちのすれ違いが原因となり、信頼関係を失うような出来事が起こる可能性もありますので、相手の話をよく聞く姿勢を持つことが大切です。問いただすような攻撃的で威圧的な態度は避け、穏やかに寄り添いながら耳を傾けると良いでしょう。
まとめ
泣く夢は、基本的には運気が好転する暗示の吉夢となりますが、泣くことで感情を発散する夢は、知らず知らずのうちに心理的な負担がのしかかっていたり、ストレスを溜めこんでいたりすることの証拠でもあります。
涙を流す行為は、それだけでストレス解消の効果がありますので、本当に苦しく感じるときは泣いてもいいでしょう。自分を労わる気持ちを忘れずにいることが大切です。