自分を見失って迷子になっている? 迷っている夢の意味13選!

夢占い

何かに迷う夢は、その言葉通りに、あなた自身が迷っている状況を暗示している夢です。大事な選択を迫られていたり、将来の進路や未来への不安を表していることが多いと言われています。迷う夢を見たら、これからの人生を歩む道を選択するヒントになることもあるでしょう。この記事では「迷う」に関する夢の意味をシチュエーション別に詳しく解説します。

迷う夢が持つ基本的な意味は?

迷う夢は、あなたに何かを気付かせようとする注意喚起を含んだ「警告夢」である場合が多く、基本的な意味としては主に以下の3つがあります。

  1. 人生に迷っている
  2. 自分を見失っている
  3. 仕事や恋愛などで決断を迫られている

 
人生の分岐点を迎えていて、決断をしなければならない状況にある場合も迷う夢を見やすい傾向にあります。これからどうなってしまうのか、まだ見ぬ未来に対して先行き不安な心を表している場合もあります。迷う夢は、そんなあなたの迷う心に手を差し伸べてくれるような、メッセージ性の強い夢です。

13個のシチュエーション別に見る迷う夢の意味

1. 知らない場所で道に迷う夢

「道に迷う夢」は、迷う夢の中でも最も見る人が多い夢です。行ったことも見たこともない場所で道に迷っていた場合は、今のあなたが「人生の道筋を見失っている状態」であることを表していると解釈できます。いくつか選択肢があるわけでもなく、この先一体どうすればいいのかわからない、と頭を抱えて行き詰まっている状況なのかもしれません。気分転換にリフレッシュする時間を持つなど、新たなアイディアや選択肢を増やすことに集中してもいいでしょう。あなたの道に一筋の光が見えてくるかもしれません。

2. 地図がある、または知っている場所で道に迷う夢

地図を手に持っている、または知っている場所のはずなのに、なぜか目的地に辿り着かず(もしくは目的地がわからない状況で)道に迷っている場合は、やるべきこと・進むべき道がわかっているのに、失敗してしまう可能性があることを暗示しています。または、すでに挫折を味わっているときに見る夢でもあります。あなたの今進んでいる道が、間違っている可能性があり、方向転換が必要な状況であると言えるでしょう。

ただしこの夢は決して悪い夢ではなく、あなたへの注意喚起の夢です。いったん引き返すか、少し遠回りをするか、「やり方を変えてみる」ことが重要です。軌道修正しながら努力を続けていればきっと望む場所にたどり着き、目標を達成することができるでしょう。

3. 電車や駅で迷う夢

夢の中に登場する「電車」は、あなたを乗せて進む、人生そのものを象徴しています。どの電車に乗ればいいのかわからず駅でウロウロと迷っている、または電車に乗るものの、いっこうに目的地へ辿り着かず不安になっている夢は、人生の行き先を迷っている暗示です。今のあなたは人生の分岐点に立っており、これからどのような道へ進むべきなのか、選択肢に迷っている状況が夢に表れています。乗るべき電車、はっきりとしたルートが見えていない状態ですので、決断を下すにはまだ早いかもしれません。今はまだ大きな決断は先延ばしにして、もう少し考えてみると良いでしょう。

4. 迷って人に道を尋ねる夢

道に迷って人に尋ねる夢を見たときは、あなたの人生において重要なアドバイスをくれる人物がいることを暗示しています。その尋ねた相手が知っている人だったならば、実際に力になってくれる人物である可能性が高いです。周囲とのコミュニケーションを疎かにしないことで、思いがけない助け舟が現れることもあるでしょう。

ただ、目的地までの道をきちんと教えてくれた場合は良いのですが、わからないと言われたり答えてくれなかったりした場合、また間違った道を教えられた場合などは注意が必要です。問題解決・目標達成までまだ時間がかかることが予想され、思わぬ壁や障害が立ちはだかるかもしれません。他人の言葉に惑わされず、自分の意思で取捨選択しながら慎重に進むと良いでしょう。

5. 迷って同じ道や風景を何度も見る夢

道に迷って、同じ道を行ったり来たりして同じ風景を何度も見る夢は、今のあなたが堂々巡りしている状況にあることを意味しています。何度も同じところで躓いたり、同じような失敗を繰り返していませんか?また何をやってもうまくいかないと感じているときに見ることが多いのも、この夢です。

あなたの今のやり方を根本から変える必要があることを夢は暗示しており、例えば環境を変える、人間関係を一掃するなど大きな変化を取り入れると、状況は好転する可能性があります。変化を恐れない勇気を持ち、今あるものを全て手放してまた一からやり直してみるのも良いでしょう。

6. 車を運転していて道に迷う夢

車は免許がないと運転することができないため、夢の中で車を運転しているのは大人として自立している象徴だと言えます。ただし、車を運転しながら道に迷っている夢は、もう立派な自立した大人であるはずの自分自身に不安や焦りを抱いている状態を表しています。社会的には大人でも、まだ精神的には自立できていないのではないか、といった自信の無さを心に抱いている可能性があります。自分自身を「大人として頼りない、不甲斐ない」と嘆いてはいないでしょうか。就職・転職や仕事で昇進して役職に就いたり結婚するときなど、大人としての大きな責任を背負っていく人生のターニングポイントでよく見ることが多い夢だと言えます。

これから人間として成長できるという意味も含んでいますので、決して悪い夢ではありません。目の前のことに懸命に励むだけで、良い方向へと進むでしょう。頑張るあなたを見てくれている人は、必ずいるはずです。

7. 迷いながらも目的地へたどり着く夢

道に迷いながらも、最終的には目的地へたどり着くことができた夢は、「吉夢」であることが多いです。夢の状況そのままに、紆余曲折を経て努力の末に目標達成できる、願いが叶うことを暗示しています。ただ、迷わず真っ直ぐにゴールへ進めるわけではありませんので、気を抜かないことが大切です。あなたの目標・夢・理想のために現在続けていることは、きっと間違っていません。諦めずにこのままの調子で進んで大丈夫でしょう。

8. 迷って遅刻する夢

道に迷って遅刻をしてしまう夢は、せっかくのチャンスを逃してしまうことを暗示しています。目的や進むべき道に迷っている間に、つかめるはずのチャンスがあなたの手をすり抜けてしまうかもしれない、といった「警告夢」の可能性があります。素早い決断と揺るがない信念が必要であることを夢は告げています。今あなたの進んでいる道は、本来進むべき道から逸れてしまっていませんか?目標を見つめ直し、自分を律する努力が必要な時期です。

9. 着る服を迷う夢

服の夢は、自分が周囲に「どう見られたいか」を表す夢です。しかしそもそもどんな服を着るのか迷っているということは、「自分がどうありたいか」に関して迷ってしまっている状況を暗示しており、自分らしさを見失っている状態だと言えます。周囲に対してどう振る舞えば良いか、どう自己表現すれば良いのか悩んでいるのではないでしょうか。この夢を見た場合には人間関係や仕事などでトラブルを抱える恐れがありますので、要注意です。自分軸で物事を捉えることが大切です。

10. 食べるものに迷う夢

レストランのメニューなど、何を食べるかで迷っている夢は、人生の選択肢に迷っている状況を暗示しているのと同時に、あなたの精神的な未熟さを表していることが多いです。「あの人が食べているあれも美味しそう」「自分で選んだこれが不味かったらどうしよう」「あの人と同じのでいいかな」など、人と比べてしまったり自分の決めることに自信が持てない、責任を持ちたくない、といった子供っぽさがあるのでは?自分の決断に責任を持つこと、大人としての自覚を持つことが必要であるという夢からの暗示でしょう。周囲に流されてしまったり、人任せにしてばかりの状況であれば、自分の考えや行動に信念を持つことが大事だと言えます。自分の頭で考え、積極的に発言・行動していくと良いでしょう。

11. 誰と付き合うのか迷う夢

複数の異性からアプローチを受けて、誰と付き合うか迷う夢は、基本的には「恋愛をしたい気持ち」が高ぶっていることを暗示しています。特に「愛されたい」という思いが強く、あなたが今、心の奥底では孤独感や寂しさを感じていることも考えられます。付き合う異性の選択肢の中に知っている人がいた場合は、あなたが深い意識の中(潜在意識)でその人に好意を抱いている可能性があります。また、自分から行動しなければ恋愛の運気が上がらないことも示唆していますので、気になる人がいるなら積極的にコミュニケーションを取っていくと吉です。特定の相手がいない場合でも、出会いを広げる場に出向くなどして行動的になると恋愛運が開けるでしょう。

12. ビルや商業施設・学校など建物の中で迷う夢

オフィスビルやショッピングモールなどの商業施設の中で迷う夢は、周囲があなたの実力を正当に評価していないと感じて不満を抱いていることを暗示しています。仕事で悩みを抱えている場合に多く見る夢です。迷っている建物が学校の場合は、人間関係での不満が溜まっている可能性があります。「誰も自分のことをわかってくれない」と感じていることが多いのではないでしょうか。自分を抑え込むのではなく、溜め込んでいる不満をひとつの意見として、伝えてみても良いでしょう。

13. 買い物で迷う夢

お店で何を買おうか迷っている夢は、あなたの優柔不断な心の表れです。「あれも良い、これも良い」と、むやみに目移りして選択肢を増やしすぎて迷っている状況が夢に反映されているのでしょう。自分の本当に望んでいることは何なのか、目的・目標を明確にさせることが大切な時期だと言えます。進むべき道の選択肢を絞り込むことで、迷うことの苦しみや悩みから解放されるかもしれません。迷っていることをノートなどに書き出して思考を整理するのがおすすめです。

まとめ

なぜ人生において「選択」とはこうも迷うものなのか、それは、選択するのが他の何者でもない自分で、その責任を負うのも自分自身だからです。あなたの人生はあなたのものであり、決して他人が決めることはなく、自分の選択した道に責任を持たなければいけない、といったプレッシャーや不安が「迷う夢」というかたちで反映されているのです。

どの道へ進もうとも、本当に心から満たされる未来を手に入れるためには、努力や情熱・信念が必要だと、夢が告げているのでしょう。迷う夢は、自分で自分の未来を切り開くためのヒントを与えてくれます。ぜひ参考にしてみてください。

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